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ファイアテンパで安全と開放感を実現する。

高台に位置するこのマンション。
バルコニーからの眺望は, 緑が豊かで素晴らしい景色です。

しかし残念ながら、防火上の制約のため、サッシには、網入り強化硝子が入っています。

近くで見ると、こんな感じです。
マンションのサッシは、区分所有法で、共用部とされているため、個別のリフォーム工事では、交換することができません。
そこで、今回は、リフォーム工事の計画段階で、 事前に管理組合にお伺いしました。
現在使用している、網入り硝子以上の強度と安全性を持った
防火設備用ガラスへの交換申請を行い、許可をいただく事ができました。

防火戸に使用できる、ガラスは網入りガラスが一般的でした。
ところが、 ファイヤーテンパを使えば、網が無くすっきりとした視界が可能です。
ファイヤーテンパは、通常の強化ガラスの約2倍、フロート板ガラスの6倍の強度があります。
人が衝突したくらいでは、 まず割れることはありません。
万一破損しても、破片は粒状になり、
大きな人身事故を防ぐこともできます。

サッシの障子(ガラス扉)から、古い網入りガラスをはずします。
作業中は、双葉ガラスの田中さん、二代目に就任予定です。

これが網のない防火設備用ガラス。
強化ガラスを超える高い強度を持ち、安全と開放感を兼ね備えた空間を実現します。
ガラスの廻りに見えるグレイの紐は、ビートと言います。
サッシの溝に、はめこむ際にガラスを痛めず固定するための、ゴム製のクッション材です。

透明な6.5ミリの防火設備用ガラスを取り付けました。

障子をサッシ枠に戻してから、防水用にコーキング打ちを行います。
コーキング打ち:ガラスとアルミ枠のすき間に、パテ状の気密材を充てんすること。

網掛けの無い、透明感あふれる眺望が確保できました!
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